2007年05月03日

4月の現状。

 いやー、先月1回も更新してなかったのかー、、、。

 これは間違いなく言い訳ですけど、昨年末から仕事が変わりまして、あまりPCに関わる(PCがいつも手元にある)仕事でなくなったせいで、あまり更新ができていない状態にあるんです。いや、家に帰って更新すればいいじゃん、となりますが、それも疲れてできないと。

 いかんいかん、それではいかんよ。頑張ります!といいつつ、特にネタもないので、先月の僕のおおまかな活動を記しておきます。

 4月はコーネリアス(@渋谷AX)とモーサム(@日比谷野音)のライヴに行きました。

コーネリアス

 コーネリアスは前作のライヴ同様、VJと音楽が一字一句ズレない完璧なパフォーマンスで、且つ前作よりも(アルバムの方向性として)音楽がよりハイヴリット化(音色が多彩になった)されていたので、全体としてより純度の高いライヴになっていたと思います。
 ロック的なというか衝動的な部分では前作よりも薄れてきたのかもしれませんが、より自然というかそれ自体がひとつの風景というか、しごく自然に90分が流れていったということは凄く凄いことなんじゃないかと感じた、とても貴重な時間でした。
 今年のサマソニにも出演するということなので、今から非常に楽しみです。

モーサム

 そして、モーサムのライヴ。良い意味でも悪い意味でも安定しているな、という印象でした。いや、今の日本のロックバンドとしては非常にいいバンドだし、貴重な存在なんだけど、初期から知っている僕としては、メジャー2ndくらいまでのヒリヒリした感じがもう見られないのかと思うと、ちょっと残念ではあります。
 しかし、バンドを長く続けていくには、初期衝動だけでは無理というのは百も承知だし、だから1st、2ndくらいで消えてしまうバンドがごまんといるのも事実だし、難しいところだなあ、ということを深く考えさせられたライヴでした。
 このジレンマから抜け出すには、おそらくバンドの方向性を変えるか、誰も文句のつけようのない、圧倒的な作品を世に放つかのどちらかしかないんだけど、最新作『SUPER NICE』はそこまで圧倒的な作品とは僕には思えなかった。「You Are Rock'n Roll」みたいな曲が全編続いたらよかったのにな、と個人的には思いました。今後に期待します。

LIVESTAND07

 あと今月は、アラバキと同じ日にやっていた吉本芸人が幕張メッセに集結した『LIVE STAND 07』というお笑いフェスにミーハーで有名な僕は行ってきましたよ。ちなみに行ったのは2日目。
 麒麟、品川庄司、130R、まちゃまちゃ、ダイノジ、りあるキッズ、ペナルティ、かつみさゆり、チュートリアル、笑い飯、次長課長、山崎邦正などを見てきました。
 内容としては、カウントダウンジャパンの出演ミュージシャンがそっくりそのままお笑い芸人に変わった、という感じ。ステージが3つあって、それぞれでそれぞれの芸人が漫才やらコントやらをやっていて、屋台もあって、快適な空間だったし、意外と楽しかったですね。
 しかし驚いたことに一番デカいステージが2万人収容ですよ!デカい!実際には2万人は入ってなかったですけど、その目の前で1人か2人ぽっちで面白いことを言わないといけない、というのはなかなかのプレッシャーだなと。ミュージシャンなんかよりお笑い芸人のほうがよほどタフな職種だな、とつくづく感じました、ちなみにどちらが優れているとか劣っているとかいう問題ではないですよ。

 で、僕が見た中で一番面白かったのは山崎邦正(笑)。なんとその日のトリで、そのブロックだけ漫才とかコントではなく「山崎邦正芸暦20周年おめでとう企画」と題して、雨上がり決死隊と今田耕司が司会を務め、山崎邦正のこれまでを振り返るというコーナーだった。コーナー中いつものごとく見事にスカされ、最後のスピーチで山ちゃん大爆発。

「20年でひとつだけわかったことがあります。・・・ゴボウは木です!食物繊維がハンパじゃないんですよ!」

とか

「レギュラーがガキの使いとインターネットラジオしか無いんですよ!」

とか

「8年前と給料が変わってないんですよ!」

とか言った挙げ句、

「これからどうしたらいいかわかんないんですよ!誰か助けて下さい!うあーーーーー!!!」

と叫び号泣。

 とても芸暦20周年のベテランとは思えないヘタレっぷりを大放出したまま終了。場内大爆笑。僕も腹抱えて笑いました。凄い!人間が追いつめられたらあそこにまでなるのか、なれるのか、と。あれが天然だったら本当に凄いな。是非、天然であって欲しい。

ということがあった、4月でした。5月も頑張ります!


posted by 植木孝之 at 15:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする