先月はZAZENBOYS@日比谷野音に行った。新ベース、吉田一郎を加え、ZAZENBOYS新体制での初ライヴだったが、チョッパーを多用する個人的には好きな音のベースだったので、ライヴ中ほくそ笑みながら酒飲みタバコ吸いながら見ていた(タバコは係員に注意されたが)。
ZAZENBOYSはもともとの楽曲構築度の高さ故、これまでのZAZEN楽曲をひととおりマスターするだけでも大変であろうにも関わらず、その上に新たに吉田らしさというのを提示していかなくてはならないというのが大変なところだ。
ドラマーがアヒトイナザワから松下敦に変更したときもそうだった。しかし、松下敦の場合は圧倒的な手数の多い繊細なドラミングに加え、柔道二段としてのパワードラムな側面がZAZENの方向性にガッチリハマった好人事だった。吉田一郎に関しては、まだまだ未知数なところがあるにはあるが、僕は期待したいと思う。
ちなみに、この日にライヴで披露された新曲を聴くに、次作のテーマは「愛」だと思う。向井がスライのリマスター盤を聴き直した影響が新曲に出ているのではないか。ただ、今度プリンスの新譜が出るので、今後どうなるかはわからないが、、、