
6月5日に千葉県の幕張海浜公園で開催された「BIG BEACH FESTIVAL'10」に行ってきた。
本来は海なんてプライベートではまず行かないし、暑いのあんまり好きではないのだけど、ケミカルが久々に日本やってきて、かつ新譜も約3年ぶりにリリースするということで、今ケミカルがどういった状態なのか。2010年という時代、ヨーロッパのかつてない不況のなか、どのようなモードなのか。確かめたかった。
結果、素晴らしかった。完璧。まさにエンターテインメントDJ。新作の音源を交えつつ(新譜に関しては改めて別の記事にて述べたいと思う)「star guitar」、「hey boy hey girl」で締める潔さというかベタはベタだけどそれも含めて客のニーズを引き受けてる懐の深さは凄い。
基本的に「Electronic Battle Weapon」の流れを組んでいるが、欲しいときに欲しい音が来る音の卸問屋とも言える流れだった。
客はもっとケミカルの曲を普通にやって欲しそうな感じだったけどだったらライヴ行けと言いたい。ケミカルのもうひとつの大きな魅力は物凄いネタのストックから部品を取り出しそれらを再構築する編集能力なのだ。
といいつつライヴも見たい。新作を引っ提げたライヴを。