2006年12月09日

ひさびさに食のことを。

 以前このブログで「吉野家最高!」ってことを書いたが、人の(舌の)好みの移り変わりは早いもので、吉野家、、、飽田。

 で、この前すき家(たぶん、はじめて)行ったんですよ。いいですね、すき家!今回頼んだのは、ねぎ玉牛丼豚汁セット(並)。頼んでから、約3分30秒、出てきたのは器が若干デカめで、中身と器のバランスに余裕のある豚汁(これはおこちゃまが汁をこぼさないという配慮か?!)と、ねぎ牛丼と卵と卵の黄身と白身を分ける機械。何、あれ?凄いね、アレ。アレ、わざわざ黄身と白身を分けるために金物工場に発注して、全国のすき家にある訳?たぶん全国のすき家に1万個はあるね。でも、アレ、居らね。
 だって、普通卵ご飯を食べるのに黄身と白身を分けて食べる?黄身の持つ「コク」と白身の持つ「とろみ」が相まってはじめて卵ご飯として成立するわけでしょう?ねえ、会場のみんなー。卵ご飯かっ込む勢いでねぎ玉牛丼もかっ込みたいでしょう!そうでしょう!
 だから、卵割ってそのままねぎ玉丼にぶち込んだ。ぶち込んでやったさ!

 で、かっ込んだ。いやー、美味かった!個人的には隠し味のコチュジャンは要らないけど、ねぎのシャキシャキ感がオージービーフが持つ肉のムダな弾力性をうまく相殺し、かつ「弾力、いいじゃん!」というレベルまで肉を持ち上げていて、とてもいい重奏を奏でていたよ。まるでおしどり夫婦のようにね。

 すき家は吉野家とは全く逆の「こだわり」を持っている。つまりは「こだわりを捨てる」というこだわりを持っているのだ。「食」とは何か?牛丼とは何か?という永遠のクエスチョンに真っ向から立ち向かった結果がこのメニューの豊富さ。奇抜なメニューの数々に現れているのではないだろうか。   
 食とは「心の動き」である。それは素晴らしい映画を見たときや素晴らしい音楽を聴いたときや、素晴らしいセックスをしたときと同じ輝きを放つものだ。そういう意味ではすき家はよくわかっているし、時代に対してとてもシビアな目を持っている。すき家、○○○(寒いから伏せます)!

 とりあえず次は、ハーブチーズ牛丼豚汁セットをかっ込みたい、と思っている。

 すき家ホームページ


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2005年12月29日

『独断と偏愛による「天下一品」概論』

天下一品外観

 先日のZAZENBOYSのライヴ@渋谷AX(このライヴに関しては後日新譜が出たあとにでも書こうと思います)の帰りに渋谷クラブクアトロ近くのラーメン屋天下一品渋谷店に行った(上写真は渋谷店ではありません)。

 行こうと思ったきっかけは、確か豊田道倫の日記だったと思う。天下一品に行ったのはこの日で2回目だったんだけど、ここのスープはとにかく凄い。濃厚は濃厚だけど、ここのスープは一般的な濃厚スープの概念をはるかに越えている。合法ドラッグと言ってもあながち過言ではない。麺は太めでスープの濃厚さに耐えられる程のタフさを持ち合わせているし、チャーシューは意外とあっさりめ。これもスープに合わせたものだろう。そう、ここのラーメンは紛れも無くスープに重点を置いた言わば『スープ・ラーメン』とも言える代物なのだ。スープで麺を喰え!いや、飲め!

天下一品ラーメン

 連れが「ここのスープはポタージュとかに近い」と例えていたが、まあそんな感じだ。鶏を骨ごと溶けてしまうくらいに煮込み(ホントに溶けてるかもしんない)、野菜もその原形を失ってしまうほどに煮込んだ(ホントに原形を失っているかもしんない)結果とろとろに炙り出されたコラーゲン主成分(なのか?あれは?)がたっぷりで、そのドロドロさは、まるで精子を飲んでいる感じで(飲んだことないが。しかも例えが悪くてすいません)飲んだあと若干粉っぽさが残るがそういったクセもポジティヴに考えれば全然無問題。はっきりいってそのクセの濃さ故に一口飲めば好き嫌いがはっきり分かれると思うが、僕は週1で通いたいくらいハマった。

 しかし、そんな若輩者の僕のような者より当然上には上がいるもので、天下一品に心底惚れ込んだ猛者による『独断と偏愛による「天下一品」概論』なる論文を発見。面白い、かつ熱い。あまりの素晴らしいのでそのなかより転載させていただく。

 天下一品は断じてラーメンではない。いわんや中華料理でもない。そうした従来の麺類の枠をはるかに超えた超弩級無国籍料理である。

 なるほど、納得。是非1度お試しあれ。
posted by 植木孝之 at 14:46| Comment(0) | TrackBack(1) | 飲食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月08日

コーヒー入りコーラ発売へ!

 えええ!!!

 詳しくはこちら。ただし詳細はまだ未定のようです。

 いや、これは凄いかもしれない。だって「コカ・コーラ ブラック」ですよ!コカ・コーラ入ってる時点でブラックじゃないじゃん!色のことを言ってるのかな?でも、もともとコーラ黒いじゃん!だってカフェイン+カフェインですよ。骨溶ける+松田優作ですよ(笑)。期待が膨らみますね!ともかく続報を(震えて)待て!!!
posted by 植木孝之 at 11:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月14日

正しいジャンクフード。

ラーメンライス1

 あの、よくラーメン屋さんに「ラーメンライス」っていう、ラーメンに白飯が付いていてラーメンでご飯を食えっていうメニューありますよね。あれ、僕は理解出来ないんですよ。だってあれ、ご飯でご飯食えって事でしょう。ラーメンでラーメン食えって事でしょう。カレーでカレー食えって事でしょう。違いますか?その行為はラーメン屋自体にも死活問題なことなんですよ。それにラーメン屋自体も気付いていない訳です。何故ならば、ラーメンをおかずに飯食って下さいってことは、自らが作るラーメンに絶対の自信を持っていないってことになるんです。ウチのラーメンは所詮ご飯のおかずにしかならない程度のものなんです。と自ら宣言している、と取られても仕方のない事なんです。

 今、某コンビニで売っている『ラーメンライス』という、まさしく「ラーメンライス」しているカップラーメンを喰いました。これは前述した「ラーメンライス」とは発想自体が根本的に違います。ラーメンに初めっからご飯をぶち込んでいるのです。つまり、「ラーメン into the 米」という新たな食の地平線を切り開いている食べ物なのです。まさに、未知との遭遇。ドクター中松もビックリな新発明なのです。ニュータッチさん、早く特許取らないとマネされちゃうよ。

 フタを空けるとちじれ麺に袋が2つ。「スープ入りかやく」と「ライス加工品」。それを同時に入れる(補足すると、このラーメンライスには2種類の食べ方があり、A.スタンダードというラーメンと米を一緒に食べる食べ方と、B.ぞうすい風という、ラーメンを食べたあとのスープに米をぶちこみ、ラーメンぞうすいとして食べる食べ方がある。今回僕はスタンダードで対応)。そしてウルトラマン時間を待つと、ほれ来た。ラーメン・エイジのU.F.Oと遭遇だ。

ラーメンライス2

 味は、チキンしょうゆ。所謂「チキンラーメン」味だ。だが、スープを呑むと、謎のつぶつぶが喉に引っ掛かかり、異様な喉越しを喉に訴えかけてくる。そう、米だ。ライスだよ。農耕民族の生命線だ。中華と日本の精神的融合。これを今の中国に持っていけば、反日デモなんて無くなるのではないだろうか。

 ラーメン屋でのライスは許されないけれども、ラーメンに携帯性と、即席性を持ち込んだ、革命的フード、カップラーメンの世界での出来事ならば、このような暴挙も許されるのだ。何故ならば、そのこと自体が革命だからだ。カップラーメン自体がB級グルメだからだ。B級グルメに更にB級グルメで突き進んで行く精神性。昨今のカップラーメン高級志向も良いが、僕はこういった、クソでクソを塗りつぶすような行為にとても惹かれてしまうのだ。
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2005年02月11日

吉野家が愛される理由。

牛丼証明書

 本日、吉野家の牛丼が1日だけ復活する。吉野家公式サイトに書かれている文章が「表題」の明確な理由となっているので、是非読んで頂きたい。

 これが「こだわり」というものだと思う。「たかが牛丼、されど牛丼」である。吉野家が「牛丼」というファンタジーに賭けている、ということがよく解かる文章だ。素晴らしい。今回の復活は赤字覚悟で打って出たという。赤字覚悟でも打って出なければならなかったのは、勿論「吉野家=牛丼」という原点を顧客に忘れさせないことと同時に、彼らの原点回帰でもある。そして、牛丼を愛しているからこそ適当な代用品を使って安易に牛丼を完全復活させたくないという意地の表れでもある。以前と同じ味と同じ値段での完全復活を目指す(今回が、少々値が上がってはいるが)という強い意志。それが世間に広く知れ渡ったであろう今回の戦略は、今後の吉野家にとってとても大きいと思う。

 こんな記念すべき日に僕は牛丼を喰することが出来ないのが、とてつもなく歯痒く、途方に暮れる敗北感を感じている。上の画像は、今日牛丼を喰した人だけ貰える証明書だそうだ。欲しかった。。。
posted by 植木孝之 at 15:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月12日

吉野家の角煮きのこ丼を喰らう。

角煮きのこ丼。

 久しぶりに吉野家の暖簾(暖簾、無いですけどね)をくぐる。「松屋」、「すき家」と、非アメリカ産牛肉で牛丼を出し始め、アライヴ牛丼戦争で遅れをとった吉野家。こんな時だからこそ、吉野家がどう打って出るのか、興味が湧いていた。僕は、以前食とはリスクを背負わなければウマくないと書いたが、今、リスクを取って食を提供しているのは、間違いなく吉野家な訳で、吉野家くらいのトップ・フード・チェーンならば、馬を牛に乗り換えてでも(この場合は「豚を牛に乗り換えて」か)、世界中の牛をかき集めることは可能だと思うが、それをしない。一体、どういうことなのだろうか。

 以前くぐった時と比べ、若干メニューが増えていた。何だ?『牛鍋鉄膳』て。丼じゃないじゃん!というか牛使ってるじゃん!恐らく、ある程度の牛は確保したが、牛丼に使用出来る程の牛はないということだろう。豚丼、豚キムチ丼(半熟卵のせ)、豚カレー丼は喰したので、今回は『角煮きのこ丼』を喰らうことにする。最近、デパ地下や、近所の惣菜屋などで角煮を見つけると買うことにしている。ちょっとした角煮ファンである。きっかけは、、、長くなりそうだから、次の機会に。

 あ、豚カレー丼が牛カレー丼になってる。う、迂闊だった。最近、ちょっとした「はちみつ黒酢ダイエット」(以下、はち黒)ファンで、2杯喰らうと、はち黒の意味がなくなるので、次の機会に頼もう。頼んで約3分(以下、頼3)。どんぶり登場!やはり早い。

 どんぶりの中では、きのこ3兄弟と角煮お父さんが戯れている。下で支えるのはお米お母さんだ。やはり、母は偉大だ。まず長男きのこ(まいたけ)を喰らう。シャキシャキしている。不必要に煮込み過ぎずに、きのこの味わい、香りを生かせるまでの煮込み加減。次男きのこ(エリンギ)はちょっと太り気味。しかし、喰らうとジューシーなダシときのこ汁がマッチして、何とも言えない味わいだ。長女きのこ(ひらたけ)は、意外に淡白な味だ。お茶目さんなのか?角煮お父さんは、お米お母さんに、頭が上がらないのか、小さく細切れになっている。しかしそれが、とても食べやすい1口サイズになっていて良い。驚くべきことに、きのこ3兄弟と角煮お父さんの煮込み時間等ちゃんと分けてあるのだ。この角煮の煮方できのこを煮たら恐らくきのこ良さはなくなってしまうだろう。恐らく、煮汁もそれぞれ違うのではないだろうか。父親の子へ対しての放任主義はこういう所に随所に出ている。お米お母さんにも、角煮お父さんの愛情というタレがしっかりと染み付いている。そう、角煮きのこ丼は、家族そのものだ。これを食べて、田舎に家族を残した若者は皆泣けばいい。

 今の吉野家には『雨降って地固まる』という言葉がよく似合う。アメリカ牛肉が解放された日、吉野家は何レベルもアップして、僕らの胃を満たしてくれることだろう。
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2004年10月31日

めん吉を喰す。

 柏駅周辺から車で走ること約10分。立体交差があるT字路の端にそのラーメン屋がある。そのラーメン屋には駐車場がないので、近くにあるボーリング場にボーリングはしないが、車を停め徒歩で向かう。そのラーメン屋の名前は『めん吉』。黄色い看板にそう書いてある。よく見るとめん吉の横に『ラーメン専科』と書いてあるので、正しくは『ラーメン専科 めん吉』である。ま、『専科』だろうが、『戦渦』だろうが、どっちでもいい。どちらかといえば、『戦渦』の方が良いが、その一帯はラーメン激戦区とはいえないので、『専科』でよいだろう。

 僕がめん吉に着いた時は、夕飯時ということもあったが行列があった。さすが、この一帯を『ラーメン』という武器で牛耳っているだけある。10人くらいの行列であったが、わずか20分くらいで席に着く。カウンター席に誘導される。店内の席数は13なので回転率は高い。僕は、白ネギラーメン・味玉乗せをオーダー。狭い店内には6人もの店員がいて、1人は恐らく店長で他の店員の動向に睨みを効かせている。実質ラーメンを作っているのは3人で、他2人はひたすら器を洗ったり、外の客を誘導したりしている。客席と店員を隔てるものは、そのカウンターのみなのに、調理場の緊張感と客席の緩さの違いが生み出す、独特なコントラストに、僕は興奮を覚える。それはあたかも戦争が行われている現地とそれをテレビで見ている関係にも似ている。そんなことを考えながら、調理場を凝視していたが、オーダーから5分くらいでラーメンは僕の目の前に現れた。早い。

 まず目に飛び込んでのは、もっさり乗られた白ネギの大群。その周りには乳白色風呂を1週間放置したくらいに黄色掛かった豚の背油をこれでもかと振りつけた、見るからに濃厚なスープ、それ以外は何も見えない。まず、れんげでスープをすくい呑む。思ったよりこってりではない。濃厚・ノット・こってり。続いて白ネギを掻き分け麺を頂く。太すぎずも無く細すぎずもなく、スープの味に絡まりすぎない、さりげない自己主張を感じる。白ネギは程よい辛さと、この野菜価格高騰の不穏を断ち切るようなシャキシャキ感、チャ−シューもあくまでラーメン全体のバランスを考えての味付け。そう、めん吉のラーメンは至極バランスがいい。それは僕に、カルチョ(サッカー)王国イタリアのサッカーを思い興させる。スープの大海原はGKブッフォンの安定感を感じさせ、麺の地味ながらに味のあるところはまさにDFマルディーニの風格だ。そして存在自体に味があり、キッチリ仕事をこなすインザーギ兄はチャーシューで、味玉の半熟トロトロのこってり味付けは勿論トッティだ。まるでわかりづらい例えだが、要は個々のパーツが強すぎるとラーメン自体のバランスを崩し、ラーメン全体のクオリティを落とす(レアル・マドリードのように)。個々のパーツがその他のパーツと同調し合うことによりラーメン全体のクオリティが向上し、器にファンタジーが巻き起こるのだ。

 僕がラーメンを喰らっている間、丁度調理人たちの手が止まっており、じーっとこちらを見ていた。まさにラーメンを介した真剣勝負。俺の喰いっぷりは凄まじかっただろうが、俺はラーメンの前にひれ伏すのだった。完敗だ。
posted by 植木孝之 at 10:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月25日

地震の爪痕。

酒蔵も痛手…「久保田」「朝日山」ほぼ壊滅状態(読売新聞)

 これは痛いな。今年の冬は『久保田』や『朝日山』が店頭から消えるかも。『久保田』ウマいのに。。。何とか頑張って欲しい。そして『夏子の酒』をふと読み返したくなった。

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2004年06月07日

コカ・コーラC2を飲んだよ。

 『コカ・コーラじゃん!』というのが第1印象。散々CMとかで「世界先行発売!」って騒いでいたのでどうなのかと思って飲んでみたら、なんだ『コカ・コーラじゃん!』(2回目)。パッケージ・デザインなどから察するに、位置付けもおそらくダイエット・コーク以上コカ・コーラ以下といったところだろう。味もそんな感じ。C2もこれから世界発売するようだし、散々稼いでいるだろうから、天下のコカ・コーラ・ボトラーズにはもっとおもいきった商品開発をやって欲しいものだ。
 たとえば、あんコカ・コーラ(和風コカ・コーラ。あんこ入り)とかコカ・イン・コーラ(文字通りコカイン入りコカ・コーラ。これはもしかしたら既に世界のVIPの間では飲まれているかもしれない)高価・コーラ(金粉入りコカ・コーラ)とかね。
寒い駄洒落ですいません。。。

コカ・コーラC2 HP
posted by 植木孝之 at 15:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月06日

従業員はみんなやってるのだろうか?

 以前、福原愛の卓球一直線という奇ゲーを紹介したが、これまた凄い奇ゲーを発見してしまった。その名も『吉野家』。スゲーだろ?身震いしたろ?内容は(アマゾンから引用)大手牛丼チェーン店の「吉野家」を題材にした、一風変わった接客アクションゲーム。お客を席に誘導し、オーダーを受け、配膳し、最終的にその客を満足させ、店舗ごとに設けられた営業目標の達成を目指すという、まさに吉野家をそのままシミュレートした1作だ。おいおい、ちびっちゃったかい?まだまだ続くぜ。
 メインとなるミッションモードは、「接客アクション」と「接客勝負」の2つのパートで構成されており、研修を経てプレイヤーは数々の店の仕切りを行っていくことになる。「接客アクション」では、効率よくお客を席に誘導し、オーダーを受け、配膳を行い、接客の速さでお客を満足させていくパート。タイミングよく声をかけ、一度にまとめて配膳ができる「まとめ出し」を行えるよう客を誘導するのがポイントで、すばやく適切な接客をすると牛丼が光だし、お客も思わず踊り出すようになっている。という吉野家ファンにはたまらない内容だ。しかも吉野家トリビアが満載の「吉野家アラカルト」というモードも用意されている。これは買うかも。いや、誰か買って下さい(笑)。
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2004年05月26日

健康タバコ

という触れ込みで中国から紹介された「中南海」というタバコが発売されるらしい(発売されてるのかな?)。
 いいですね。この「健康タバコ」という名文句。え?「健康になりたいなら吸うな!」きこえな〜い。某コンビ二でサンプルが置かれていたので吸ってみた。ま、悪くはない。もともと僕は健康志向なので、あまり重タールのタバコは吸わないし、あまりタバコの味云々に興味はないので何とも一般的な評価は出来ないが。しかし、健康タバコだからってパカパカ吸おうと思っている僕のようなバカはきっと肺ガンにでもなるんだろうな(微笑)。
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2004年04月10日

そういや、吉野家の豚丼食べたな。

 そういや、と始めるくらいだから、想像に難くないとは思うが、何てことはなかった。肉喰っている気がしねー。豚丼というくらいだから、豚肉を使っている(当たり前だ)。しかも吉野家のアレはなかなかいいモノを使っているだろう。やわらかく、豚の臭みもない。まるで無菌室で育てたかのような、ヘルシー加減。味付けも牛丼よりも薄味で豚に合う味付けだと思う。だが、やはり物足りない。もう1回書くが肉喰っている気がしねー&しねー。
 人間は肉食類に極めて近い哺乳類だと思う僕は、ガッツリ肉を野蛮に喰いたいものだ。でも、何だ、あのヘルシー加減は。ここはフレンチ・レストラントか?昨今の食料事情からして、安全な味付け、肉の使い方しか出来ないのだろうが、僕はやはりリスクを背負ってでも、牛を喰いたいし、手羽先の軟骨までもしゃぶりたいし、卵の殻は、まー食べれない。食というのは、リスクを背負ってでもするものではないか。いや、人類の祖先はそうして生きてきたはずだ。代々祖先が食えるもの、食えないものをまず体を張って食ってみて、喰えるか否かを立証してきたからこそ、今の食生活はありえるのである。リスクを背負わないとウマいものは喰えないのだ。吉野家頑張れ!只今吉野家四月祭開催中!

posted by 植木孝之 at 16:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月26日

かぶりつき人生。

 池袋に次期のライター講座のお金を収めに行く。ついでといったら何だが、吉野家に豚丼を喰いに行こうと思い、池袋駅周辺を歩くが、なかなか見つからない。やたらラーメン屋ばかり目につき(池袋はラーメン激戦区である)、いっそラーメン四天王に行ってしまおうと片足を店に踏み込んだ瞬間、奇跡的に吉野家のライバルである松屋の看板が飛び込んで来る。豚丼にしようと思ったが、なんと牛めしが期間限定で復活しているではないか!ネタ的には豚丼だが、あまりに腹が減っていたのと、吉野家が見つからないイライラもあり、ここで豚丼が不味かったりでもしたら、豚肉を店員に投げ付けかねない。無難に牛めしにする。
 並、みそ汁付きで390円。豚丼が同様のサービスで350円であることを考えると、無難な価格設定だろう。卵はうちのママに「鳥インフルエンザで危ないからダメよ」と言われているので今回は我慢する。味はまー普通の牛丼だわ。あまりに僕がこの味に慣れ親しんでしまっているせいで特に大きな感動もない。ただ今回気付いた事がある。やっぱ卵無いとダメだわ。何か、すんなり飯と肉が喉にスルー・インしない。卵は飯と肉の界面活性剤であったのだ。それがまるでペペのような滑らかさで喉の奥に染み渡る。肉の素晴らしさより卵の素晴らしさに気付いた、牛めし・IN・DA・池袋であった。

松屋フーズHP
posted by 植木孝之 at 17:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月11日

TOKYOFREEZE!

 昨日、吉野家の豚丼に先駆けて、前々から気になっていた「東京ラーメン」と名乗るラーメン屋に行ってきた。場所は千葉県沼南町。因みに「湘南」ではない。沼南町で東京ラーメン。このアンビバレンツなミスマッチに行く前から心が躍る。畑と一軒家と道路しかない秘境地帯にそのラーメン屋はあった。詳しく言うとラーメン屋だけではなく、その親戚がやっているであろう、鉄材屋もあった。「なんだ。親戚のお遊びでやってるのか。ここは」と半ば挑発的視線を効かせて店内に入る。プレハブを豪華にしたような邪険な作り、店内に流れるのは、トランス、ジャズ、ポップス、トランス、トランスという「マネーの虎」もおののく選曲に頭がクラクラし始める。とんこつラーメンにしようと思ったが、土日限定の為(何故、土日限定なのか?豚の需要が高まった為か?)、中華そば玉子インをオーダーする。
 約5分後、連れの頼んだチャーシューメンに、頼んでない玉子がのっていて、俺の頼んだ中華そばに頼んだはずの玉子がのっていないという軽いアメリカン・ジョークをかまされながらもラーメンを喰す。
 まず俺の嗅覚に飛び込んで来たのが、魚の匂い。しかもこれは江戸川上流の魚致死率が高い場所の匂いだ。スープを呑んでみる。それはもう魚臭の強い醤油味。しかもかなり油率が高い。麺は固ちぢれでまずまず。玉子が何故か香味がする。チャーシューは油分ゼロのヘルシーというよりはカサカサおばあちゃんの味。なんだ?この全てが全て噛み合っていないようで、実は噛み合っている宇宙空間は。それはまるで皆が皆100%主張しているブスばかりの合コンのよう。俺が推測するに、店主は「東京ラーメン」の味自体でなく「東京」を対象化したいのではないか。つまり「東京」の無機質感、腐敗感、そして満員電車のオヤジのポマード感を。それは味わうことだけで「東京」を味あわせてくれる。それを敢えて東京から離れた場所でやる、というのは極めて正しいことのように思える。予想にない味だった。びっくりした。
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2004年03月08日

真っ昼間の脳内浮浪。

吉野家が遂にというか既に、豚丼を販売していた。迂闊だった。そして今月11日から「豚丼並250円セール」という奇襲作戦に出る。勿論俺もこれに参戦する。豚を大量にサバきながら待っとけ、吉野家。もし俺の胃袋(喰欲)が消化不良ならば、その足で松屋の豚丼も喰すつもりだ。
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2004年02月20日

カテゴリ追加。スタート!飲食シリーズ。

 カテゴリ「飲食」を追加した。以前プレ版としてモスバーガーの巧味レタスバーガーをレヴューしたが、第1回はやはりこれしかない、あり得ない。そう、牛丼の無い牛丼屋、吉野家のカレー丼である。このアメ牛輸入禁止によるスケープ・ゴートとして誕生したカレー丼は果たしてどのくらいのクオリティを醸し出しているのか?
 店内に入ったのは昼のピーク時過ぎの2時。客は4人くらい。皆黙々と食している。店の外の垂れ幕にもあった、今の吉野家の看板商品、カレー丼をオーダリングする。「すいません。カレー丼の並1つ」おーなんだ、この違和感は?「すいませーん。並とみそ汁と半タマ」と言えない違和感は。吉野屋でカレー。一体ここは何処なのだ?迷子センターに駆け込もうとしたその時カレー丼が俺の目の前に現れた。(その間僅か1分半。やはり吉野家はカレーでも速い)俺は、アイズ・ワイド・オープンする。おーカレーだ。俺は素直に感動する。そしていつものように紅しょうがに手を・・・。おー!目の前には紅しょうがよりも遥かに赤い物体が。そう、以前までそこにあった紅しょうががしっかり福神漬けに代わっていた。まるで、1週間前に別れた女がもう他の男と付き合っているかのようなドライさを感じてしまった。吉野家、恐るべし。
 カレーを喰してみる。勿論、吉野家特製蓮華で。第1印象として、カレー汁が多いかなと思ったが、この汁がキッチリ器の最深部の米の1粒まで染み渡っている。味は一言で言うよ。「カレーうどんのうどん入れる前に米飯入れた感じ」おー手ごたえ、アリ。「カレーうどん」では違う。何故ならカレーうどんの汁にうどんを入れてしまうと、うどんを茹でた際の水分がカレー汁に吸収されてしまい、汁が薄くなってしまうからだ。つまり、カレーうどんの汁よりもちょい濃い感じ。それをコクと言うのか、母性と言うのか、宇宙と言うのか1回喰っただけでは判断しかねるが、はっきり言ってうまい。松屋の豚飯という、「米と肉」というロジックから離れられずに、自滅してしまう(どうやらマズイらしい)よりは、「米と肉」のロジックから離れて「丼ぶり」を対象化して「米に合うもの」というコンセプトのもと1から模索し直した吉野家の姿勢には敬意を表する。素晴らしい。次回はマーボー丼に挑戦するぜ。

吉野家ホームページ
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2004年02月05日

俺は人混みに紛れ込んでいた。

 昨日は、これをイート・インするためにモスってきた。フジテレビの夕方のまーったりしたニュース番組「スーパーニュース」で未だに番組のまーったり感にアジャストできない元ニューヨーク派遣アナ須田哲夫ちゃんがこのレタス包みバーガーにかじりついているのを見て、あまりのモスでの浮きっぷリ(しかも絵ヅラ上一人で中年セーター着てるし)に休日に独身の中年がバーガーにかじりついている悲しさのようなものを感じてしまった。それが気になって食いたくなった。というわけではないが、俺も食ってみた。勿論1人でもないし、セーターでもなかった。
 14時から販売開始ということで、ちょっと早めにモス・インする。さぞかし人気で、匠味(で「たくみ」と呼ぶ)待ちも何人かいるだろうな、と思っていたらなんとゼロ。匠味ゼロ。付け加えるならワイルド・ゼロである。つまり僕らが1組目。大した事ないのか?と一瞬不安がよぎる。そんな邪念を振り払い、匠味をオーダーする。レタス包みだけかと思いきや、レタス包みチーズバーガーもあるではないか。勿論チーズ・インである。半玉があれば半玉インだが、残念ながら無かった。僕は無類の半玉好きである。
 そしてオーダーから約5分後、匠味が僕らの前にやってきた。レタスの生産者と匠をクリエイトした店員の名前を書いたカードが付いてくる、という徹底ぶり。僕は思わず、その店員を手を叩いて呼ぼうと思ったがチップをあげる程の手持ちもないので、敢え無く辞退。これだけ引っ張ってしまった事を想い、申し訳なさげに食してみる。レタス用のオリーブ・オイル・ドレッシングとミート用の醤油ベースのソースをそれぞれ使い分けて食すようだが、それは結構めんどくさいので、何もつけずに食っても良いと思う。やはり640YENするだけにうまい。肉も良質なものを使っているのが、味オンチの俺でもわかる。レタスも食い応えがあるので、充分バーガーとしても通用する。焼肉をサンチュを包んで食うのとは違うフレッシュ感があり、今後流行るかも知れない。そして他ハンバーガ・チェーンにパクられる。が、その時はおそらくモスは違う夢を見ている事だろう。モス強し。
posted by 植木孝之 at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする